品質目標に関する要求事項への誤解が多いことから、関連する要求事項と用語の定義や辞書での説明などを、あらためて全面的に整理してみました。

2015年版では、リスクと機会が注目を浴びすぎています。要求事項の真意を知り、それを基に、どのように内部監査・審査するとよいかを探ります。

設計・開発の定義は2015年版で変更されました。設計・開発を、適用除外の発想でなく、「容認可能なものは何か」の切り口でポジティブに検討します。

ISO 9001のテーマは、“マネジメント”のシステム。マネジメントの観点から、規格に接し、ツールとしてうまく活用する道を探りたいものです。

大半のマネジメントシステム規格はリスク系だが、ISO 9001だけはプロセスアプローチが主体。この２種のスタンスの違いは理解しておきたいものです。

環境目標・品質目標に、部門単位・年度単位という要求事項や、「すべての部門に目標を持たせる」という要求事項はありません。再考してみましょう。

規格要求事項は見るが、用語の定義やJISの解説を見ないという人が多い。規格の趣旨を活かすためにも、これらを知っておきたいものですね。

連載の第２回は環境の話。営業活動の“ウリ”は、たいてい環境に優しい。顧客と協調する環境活動には推進力があり、成果も得やすくなります。

「成果の出るマネジメントシステム」をテーマとする連載の第１回。継続的な改善は重要ですが、変化のタイミングを活かすのはマネジメントの基本です。

特集「ISO 9001認証制度の課題」の技術論に関する座談会です。研修機関としての立場から参加しています。（座談会は苦手です）

2010年3月26日に開催した、テクノファ特別セミナー 「ＱＭＳ再設計の提言〜ＱＭＳの有効性は設計段階で決まる」に関する取材記事です。

日本品質管理学会 ＱＭＳ有効活用及び審査研究部会 ＷＧ２メンバーとしての研究課題発表での、“ＷＧ２メンバーコメント”として寄稿掲載しています。

巻頭特別企画。新入社員・転入者向けの研修に見立てて、日常の具体的な業務を例にとって、ISO 9001を分かりやすく解説しています。

「入門者にぴったりの好評シリーズ」の見出しで、書籍『活き活きＩＳＯ内部監査』を紹介。内部監査をうまく運用するコツと気構えを伝授する書籍と論評。

建設業での環境ＩＳＯをいかに有意義なものとするか。推進担当者の目線から、環境マネジメントシステムに関する日常的な疑問の解決策を提供します。

「要求の明確化で対応も明確に」の見出しで、書籍『活き活きISO 14001』を紹介。エッセンスが載り、実践の方法と行動の指針が示されていると論評。

「社内教育の入門書」の見出しで、書籍『活き活きISO 14001』を紹介。規格の性格・目的などや運用管理の秘訣、組織のあり方を分かりやすく教示と論評。

「導入済み組織の一般従業員向き」の見出しで、書籍『活き活きISO 9001』を紹介。イラストが多用され普通の方が難なく読み切れるであろうと論評。

「2000年版規格解説」の見出しで、書籍『きちんとわかるISO 9001［建設編］』を紹介。建設業の具体例が豊富なので、やるべきことをイメージできると論評。

ISO 9001の2000年版発行に際してのインタビュー記事。2000年版は、業務・仕組みの見直しのチャンスであり、この機会を活用してほしいと語っています。

とかく難しい、理解しにくいと言われるＩＳＯ規格の内容を、かみ砕いて、分かりやすく解説するコンセプトの編集と、初心者が簡単に理解できる配慮と論評。

ＪＲＣＡ（品質システム審査員評価登録センター）からの依頼に応えての寄稿。審査員研修コースが審査員にとって何であるかを再考してみました。

書籍『活き活きＩＳＯ内部監査』の発行を受けてのインタビュー。コンサルタントとして、日本のＩＳＯについて普段から感じていることを語っています。

いわゆる書評コーナー。やさしい表現で、環境活動の原点に立ち返って考えるのに最適な一冊。社内教育に活用できる身近な書に造られていると論評。