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組織運営の柱となる三大要素 〜中心課題と周辺課題 (2007.08.12)

組織の積極運営に欠かせないのが、下図の3つの要素です。これらを束ねたものが、中心柱です。「ジャックと豆の木」の蔓のように、3つの要素がガッチリかみ合えば、天まで届きます。




これら3つの要素のそれぞれの役割を、ちょっと整理してみましょう。

   (1) 『財  務』 = 存続&発展 (戦略策定・各種実務現場)
   (2) 『品  質』 = ビジネス (利益の源泉・顧客満足)
   (3) 『安  全』 = 信頼の源 (製品安全・サービス安全・食品安全・労働安全)
   (4) 『その他』 = 付随事項 (いずれも大切だが、他の場面での設定が可能)

官民いずれでも、事業は投資から始まり、営業・開発・生産など現場での事業活動から回収します(ここでは“会計”とせず“財務”としています)。事業活動は品質活動であり、日常業務の大半を占めます。その際に、本業に直結する安全を確保することが、過去・現在・未来の信頼の礎となっています。これらは相互に密接に関わって、中心柱を成しています。
 組織が活動を行ううえでは、環境・情報セキュリティなどをはじめとする、上図以外の要素も関与します。もちろん、これらも組織にとって大切ですが、上図の3要素と比較すると、組織の存続そのものへの影響度は、いくぶん低くなります。そして、それらは通常、上図の3要素の内容を設定する際に、併せて考慮することも可能です。
 ここで紹介している論法は、少し強行的すぎるかもしれません。しかし、なるべく中心となる要素を絞り込んで、何が大切か、どのように関連しているかの構図を描き出したうえで、その他の要素を織り込んだ方が、全体像が見えやすくなります。組織の全体的な経営システムを見いだしていく際の考慮点として、紹介しておきます。